長崎県農業法人協会の研修会
長崎県農業法人協会の研修会で、1時間ほどお話をさせていただきました。
テーマは「国のこれからの農業施策」です。
この1年、農林水産省の政務官として仕事をしてきた中で、考えていることを率直にお話ししました。
第221回国会では、農林水産省から提出した8法案がすべて成立しました。
農業構造の転換に向けた1,000億円の別枠予算、農林中央金庫や農業近代化資金に関する制度の見直し、水際検疫の強化、種苗の海外流出を防ぐための法改正など。
また、中山間地域振興ワーキンググループでは、24道府県44市町村、115名の若手農業者の皆さんからのお話を取りまとめました。
高齢化、人手不足、資材価格の高騰。
「農業を続けることができるか」というところまで来ている地域もあります。それでも、皆さんは地域で共同して農地を守ろうとしている。中山間地域の農業は、日本の食料生産の約4割を担っています。
「農は国の基」この言葉を、この1年、何度も考えました。農業は、食料を作る仕事だけではありません。
田畑がある、人がそこに住んでいる、水や土地が守られている、地域の祭りや行事が続いている、そういうものが全部つながっているのだと思います。だからこそ、農業がなくなるということは、単に農産物が作れなくなるという話ではありません。地域そのものがなくなってしまうことにもつながります。
ただ、農業は本当に大変な仕事です。
「もう辞めよう」と思う機会が多く、最近は頻繁にそう思うとの声も聞きました。それでも今年も種をまき、田んぼや畑に立つ。そんな姿勢に頭が下がりますが、一人一人のギリギリの頑張りだけに頼っていてはいけないのだと強く思います。
昨日の懇親会では、
皆さんとゆっくり話をすることができました。
鈴木憲和農林水産大臣がよく話される言葉があります。
「どんなに正しい政策でも、現場の皆さんの心が動かなければ、効果を発揮できない」昨日、皆さんと話をしていて、その意味をあらためて感じました。
長崎には長崎の農業があります。
地域ごとに事情も違います。
現場の声を頭に置いて、
これからも政策に向き合っていきたいと思います。
杉田泰章会長をはじめ、
長崎県農業法人協会の皆さん、ご出席いただいた関係者の皆さん昨日は本当にありがとうございました。
頑張っていきましょう!

