フードテックの推進②
わが国の成長戦略の一つとして、私は農林水産省においてフードテックの推進に取り組んでいます。
今回はMorus 佐藤亮さんとお会いしました。
Morusは、5000年続く養蚕の伝統に、信州大学の最先端研究を掛け合わせ、カイコ由来の高機能食品素材を開発するスタートアップです。
主力のカイコ粉末は、必須アミノ酸を豊富に含み、抹茶のような香りや色合いを持つなど、食品としての可能性を大きく広げています。これまで衣料用途が中心であった養蚕を、「食」と「健康」の分野へと展開し、持続可能で付加価値の高い新たな産業へと転換しようとする挑戦でもあります。
食品やサプリメントなど幅広い応用が可能であり、国内にとどまらず世界市場も視野に入れた取り組みが進められています。
日本の伝統と最先端技術が融合することで、新しい価値が生まれる。その可能性を強く感じる機会となりました。
フードテックの推進を通じて、こうした挑戦がしっかりと実を結び、地域や産業の力につながっていくよう、引き続き取り組んでまいります。

