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第2回「日本の農林水産行政の戦略本部」

第2回「日本の農林水産行政の戦略本部」が開催され、これまで取り組んできた中山間地域振興ワーキンググループの取りまとめと提案を説明し、了承をいただきました。

中山間地域の農業は、我が国の食料生産のおよそ4割を担い、国土を守り、地域の暮らしと伝統文化を支える、まさに「国の基」です。しかし、人口減少、高齢化、担い手不足、現場は、年々厳しさを増しています。

この半年、全国24道府県44市町村、115人の若手農業者の声を聞かせていただきました。

・将来につながる「みんなで取り組む活動」を大事にしたい

・人手が足りず、営農を続けること自体が難しい

・段取りや事務を、そばで支えてほしい

この声を踏まえ、二つの柱を提案しました。

ひとつは「守る」

中山間直払(中山間地域等直接支払)が、営農の下支えとしてもっと力を発揮できるよう、制度を見直すこと。

もうひとつは「活力」

中山間地域に人が集まり、住み続けられる地域にしていくこと。

そのために、今年度から国・地方・関係機関を総動員し、地域ごとの課題に応じたオーダーメイドの伴走支援に取り組みます。とりわけ、国の職員自らが集落へ足を運び、現場に寄り添う。ここに、力を入れます。

地域おこし協力隊やトレーニングファームを通じて、若い世代を呼び込み、根づいてもらう。民間企業を含む、多様な人の力も借りていきます。

かつて、私の小学校からの帰り道は、山のなかへ入っていくような道で、車も通らない区間がありましたが、田畑には人がいて、あいさつや声かけをいただきながら帰ったものです。

神社のお祭り、コミュニティのイベント、道路や急傾斜地の草刈り。地域に暮らす人たちが、多くの関わりを持ちながら成り立たせてきました。こうした関わりや手入れ、施設の管理を通じて、防災はもとより、心が安らぐ風景が守られています。

そこに農業の環境が整うことで、人々が暮らし、子どもが育ち、地域が続いていく。

国土の形成であり、まさしく国の基です。

皆さんが、これからも暮らし、地域を守っていけるように、令和9年度の予算要求に向けて、一歩ずつ、形にしていきます。

声を寄せてくださった全国の皆さんに、心から感謝します。

引き続き、よろしくお願いします。

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