福島県いわき市、楢葉町、双葉町、浪江町、福島県庁、復興の歩みを視察
福島県いわき市から楢葉町、双葉町、浪江町、そして福島県庁まで、終日、復興の歩みを視察しました。
まず、いわき市の小名浜魚市場では、福島県漁連の野﨑会長や加工業連合会の皆さまと、漁業の現状や放射性物質の自主検査の取組について意見交換。
「いわき・ら・ら・ミュウ」では、地元の海の幸をいただきながら、再び活気を取り戻した港の姿に力をいただきました。
続いて楢葉町では、㈱福島しろはとファームのさつまいも貯蔵施設を視察。松本町長やJAの皆さまと、被災地の営農再開と地域産業の再生について語り合いました。
双葉町では、ブロッコリーの栽培圃場を訪問し、復興拠点での営農再開に取り組む方々の熱意に胸を打たれました。
浪江町では、森林組合の皆さまとともに「ふくしま森林再生事業」の現場を歩き、帰還困難区域を含む里山の再生への挑戦を伺いました。
夕方には、内堀雅雄知事を表敬し、復興に向けた県全体の取組について意見交換いたしました。
福島の復興なくして、東北の復興なし。
東北の復興なくして、日本の復興なし。
長い時間をかけ、いろんなことを乗り越えてきた皆さんの前向きな表情に感動しました。
「再生」という言葉が、いま確かに“現実の力”となって息づいていることを実感しました。
これからも、現場の声と共に歩み、日本の再生の礎となる地域の努力をしっかり支えてまいります。

