「第76回農林水産省賞典・安田記念(G1)」表彰式
農林水産大臣政務官として、府中・東京競馬場で開催された「第76回農林水産省賞典・安田記念(G1)」の表彰式に出席しました。
JRA(日本中央競馬会)は、競馬法に基づき設立された特殊法人であり、農林水産省が監督しています。競走馬の生産・育成・防疫、牧場の農業との連携など、競馬は「馬産業」であり、農畜産行政です。
決勝審判の方々のお話を伺いました。
ゴール板の前、数センチを見極める仕事です。今回は2着同着という場面があり、まさにその技と経験が問われた瞬間でもありました。技術は進歩しても、その最後の判断を支えるのは人の経験と責任なのだと感じました。
安田記念は1951年の創設です。
競馬法の制定や東京優駿(日本ダービー)の創設に尽力した安田伊左衛門氏を称えたレースで、1958年に現在の名称となりました。舞台は東京・芝1,600m。
ゴール前525.9mの長い直線、坂を超えてからもまだ300m。マイラーの力が問われるコースだそうです。
優勝はシックスペンス。
父キズナ、ノーザンファーム生産、キャロットファーム所有、田中博康調教師。
そして鞍上は武豊騎手。
1990年、1995年、2009年に続く安田記念4勝目。
ステージ上、近くに感じるレジェンドは「孤高の品格」といった感じでした。
全てが目に焼き付いています。
東京トゥインクルファンファーレの音が鳴り響き、スタンドが揺れる。緊張のスタート、あっという間の1分32秒だったのに、長く感じました。一頭の馬、一人の騎手、一つのレースに、馬主、調教師、厩務員、決勝審判、場内スタッフ、そして、観衆。本当に、数え切れないほどの人が関わっています。
そして、レースそれぞれに、ドラマがあります。
そういう重なりの中から生まれる歓声が胸を熱くさせます。レースとレースの間は30分。一日12レース。
思考と決断と飲食と快適さ。
そして、毎回異なるイベントの連続の先にある、毎回異なる大きな感動のフィナーレ。楽しい休日の過ごし方として選ばれてきたことが存分に理解できました。
初夏の芝、人馬一体の姿が、キレイでした。
多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

