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漁業の近代化とは、どこを目指すべきなのか

農林水産省 政務官室に、地元・壱岐市の勝本町漁協の皆さんがお越しくださいました。

日頃の水産行政への感謝のお言葉もいただきながら、新たな取り組みについてご報告を受けました。

大型クロマグロを船上で迅速に処理するための機器を導入し、鮮度を高め、単価向上につなげていく。

現場から生まれた工夫と努力に、じっくり耳を傾けました。

マグロの質を高める取り組みを、個ではなくグループで進めておられる皆さんの姿勢に触れ、改めて考えたことがあります。

漁業の近代化とは、

どこを目指すべきなのか、という問いです。

海外では、自動化や快適性を高めた漁船により、重労働を大きく減らした操業形態も見られます。効率だけを見れば、それも一つの姿だと思います。しかし、その先に、漁村の営みや、お祭り、地域の暮らしは残るのでしょうか。

漁業から人と場所が切り離されたとき、失われるのは文化や伝統だけではありません。離島や沿岸域に人が暮らし続けること自体が、わが国の安全保障を支えている側面もあります。人のいなくなった海辺は、静かにリスクを抱えることにもつながります。だからこそ、省力化や効率化そのものを否定するつもりはありません。

大切なのは、その進め方と、向かう先だと思います。

漁港の機能集約や協業化を進めながら、地域の営みがしっかりと残る形で投資を行っていく。そうした方向を、しっかり支えていく必要があると感じています。

勝本の皆さんの姿に学びながら、これからの水産業のかたちを共に考えていきたいと思います。

お疲れ様でした。

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