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AI(人工知能)関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法案(AI法案)の審議

参議院内閣委員会は、AI(人工知能)関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法案(AI法案)の審議に入っています。

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php?sid=8543&time=5467.69&fbclid=IwY2xjawKh8A1leHRuA2FlbQIxMABicmlkETFpOGxHV3V6RWh0UzRPeTB1AR6pGEfxf6T8dQfFke438UCuZAJtBvqL12IXGaQBpOCpZuYFVg4Mcm5rITJ-Ng_aem_Ool2uGyXM14si3w6dbyUQQ

今日は4名の有識者より専門的な意見を聴取し、質疑を交わしました。

法律案の概要は以下の通りです。

動画を聞いていただければわかると思いますが、なかなか面白い世界です。

〇法律の必要性

・日本のAI開発・活用は遅れている

・他国に比べて、生成AIを利用している個人は少ない

・生成AIを業務で利用している企業が少ない

・多くの国民がAIに対して不安を感じている

・現在の規則や法律でAIを安全に利用できると思っていない

・AIには規制が必要だと思っている人が多い

上記のことから、イノベーションを促進しつつ、リスクに対応するため、既存の刑法や個別の業法等に加え、新たな法律を制定する。

〇法案の概要

・法案の目的

国民生活の向上、国民経済の発展

・基本理念

経済社会及び安全保障上重要

→ 研究開発力の保持、国際競争力の向上

基礎研究から活用まで総合的・計画的に推進

適正な研究開発・活用のための透明性の確保等

国際協力において主導的役割

・AI戦略本部

内閣総理大臣を本部長とし、全閣僚を構成員とする

関係行政機関等に対して必要な協力を求める

・AI基本計画

研究開発・活用の推進のために政府が実施すべき施策の基本的な方針等

・基本的施策

研究開発の推進、施設等の整備・共用の促進

人材確保

教育振興

国際的な規範策定への参画

適正性のための国際規範に即した指針の整備

情報収集、権利利益を侵害する事案の分析・対策検討、調査

事業者・国民への指導・助言・情報提供

・責務

国、地方公共団体、研究開発機関、事業者、国民の責務

関係者間の連携強化

事業者は国等の施策に協力しなければならない

〇目指す姿

国際指針に則り、

イノベーション促進とリスク対応を両立

最もAIを開発・活用しやすい国へ

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