
鴨猟
天皇陛下の思召により「鴨猟」へ。
新浜鴨場に到着すると、
まず、長靴を履き、痩せなければボタンが止まらないコートを着て、帽子をかぶります。
青空ながらも空気が引き締まった冬の寒さの中、広く池が見渡せる芝生の空間で暖を取りながらお茶をいただき、参加者がそろうのを待ちました。
「鴨場」や「鴨猟」の説明を聞きました。
宮内庁が管理する「鴨場」は
埼玉鴨場(埼玉県越谷市)及び新浜鴨場(千葉県市川市)の2か所です。詳しくはこちらを↓
https://www.gov-online.go.jp/article/202407/entry-6260.html
みんな同じ服装で、叉手網を持って息を潜めました。
板木の音が鳴り響くと餌を求めて引き込み堀に優秀なアヒルたちが入って来るとのこと。それにつられてカモたちがきていると想像しながらその時を待ちました。
鷹匠の合図で所定の場所に走り、堀から飛び立つカモを叉手網で捕獲開始です。
ひとしきり、息をひそめる→走る→捕獲→喜ぶ→移動→豆知識を聞く→息を潜める→走る→捕獲→悔しがる→移動を繰り返して、程よい疲れと空腹感が来た頃に終了。
その後、
捕獲したカモの種類、性別などを記録し、標識(足環)をつけ放鳥しました。
大変貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。