農林水産員会、畜産物等の価格安定に関する質疑
参議院 農林水産員会では、この時期(12月)に畜産物等の価格安定に関する質疑が行われます。
私は質疑に立ち、江藤 拓 農林水産大臣に対し、肉用子牛の価格が下落し経営が大変厳しい状況であるという畜産農家の皆さんの声を正面からぶつけました。
特に採算ラインについて「生産者と農水省とのギャップを是正すること」さらには生産者に寄り添った「経営支援」などを強く求めました。
コロナ禍や国際情勢が大きく変化する以前に描いた「増産体制を積極的に強力に進め、世界に大きく販路を広げて行く!」というシナリオがストップして、いわば「販路拡大という出口がそうはならなかった」現状があります。
かつて描いたシナリオをいつかは実現してほしいのですが、まずはいまを乗り越える事ができない地域にしっかりとした支えを行う方向性を確認しました。
和牛文化が壊れたら畜産が地域を支える産業となっている地方はガタガタになります。県や市町村は、地方創生や地方を元気にしていく国のメニューなどを活用し、しっかり支えていただきたいです。
それぞれの地域の状況に即した支援で今を乗り越え「チーム日本の和牛」を再び盛り上げていきましょう!