国道57号富津防災建設促進大会

雲仙市南串山町からこんにちは。

「国道57号富津防災建設促進大会」に参加しました。

島原半島の雲仙市愛野町から小浜町までを結ぶ唯一の幹線道路である同区間ですが、起伏の激しい地形のため沿線には土砂災害特別警戒区域が存在し、実際に土砂崩れが発生するなどしています。

とりわけ、富津地区においては、国道の上に岩が点在し、土砂崩れによる災害発生リスクが高まっている現状があることに加え、万が一災害が発生し交通が遮断されれば大きく迂回する必要があることから、地域の孤立や社会経済活動に対する深刻な影響が懸念されています。

これまで、平成11年の「愛野・小浜バイパス建設促進期成会」発足以来、20年余りの長きにわたり、愛野～小浜間における国道の代替路整備に関する要望が行われてきましたが、本年3月に国が「富津防災」の新規事業化を決定しました。

この事業化の決定に至るまで、金子原二郎先生のお力が欠かせなかったと関係者から聞いています。道路整備に限らずハード整備事業予算は、国土強靭化の取り組みで加速化が図られていますが、それでも厳しい状況です。時宜を得た発想や提案、そして地元の熱意と思いを伝える政治家の存在が重要です。私もしっかりと地元の声を受け国に伝え実現していきたいと改めて強く思った次第です。

ともに頑張りましょう。