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参議院議員選挙の結果

雨模様の永田町からこんにちは。

本日 臨時国会が開会されました。

会期は今日から5日までです。

会期中にアメリカの関税措置をめぐる日米合意などについて予算委員会が開かれます。

今回の参議院選挙で、自民・公明の与党は衆参両院で少数派となりました。我々はこの結果を真摯に受け止めなければいけません。現状は国家運営の責任がある与党が、衆参で数が足りず意思決定の確定ができないという危機的な状況にあります。

他方で、野党から見れば「政権交代の機会」のはずですが、野党勢力が政権を担える状態にありません。

政権を担うには、議席という「数」だけでは不十分で、「理念」や「国家の方向性」の一致も不可欠です。

過去には、細川内閣や民主党政権が「政権交代」を果たしましたが、いずれも理念の不一致や政権担当能力の不足から、短期間で崩壊しています。

今の野党は、消費減税や給付金など国民への利益では一致しても、外交・憲法・安全保障など国家の根幹ではバラバラです。

国柄を尊ぶ意識や理解にも濃淡がありすぎます。

このままでは「数」を持っていても、国家を安定して導く力とはなりません。

自民党は「政権維持」に気を取られ、理念や国家像を語らず、国民からの声を聴く、そしてしっかり説明をする努力が足りなかったことが選挙の結果につながったのだと思います。

今日から8月です。例年通り静かに過去を振り返り、犠牲者のご冥福を祈り、80年の時を御英霊に感謝することが大切だと思います。

そして、危機的状況を打開する秋にしなければ、

国家の責任は果たせません。

いまから長崎に帰ります。

                              令和7年8月1日付

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