第214回国会が開会
第214回国会が開会しました。
石破茂内閣総理大臣が「所信表明演説」を行いました。以下は、演説の一部分です。
強烈なヤジの中、自分の思いと素直な心を熱意を持って、いわば愚直に述べられました。その純粋さにある意味、驚きと感動を覚えました。
総理は演説の冒頭「全ての人に安心と安全を、私は日本国内閣総理大臣として、全身全霊を捧げ、日本と日本の未来を守り抜いてまいります。」と力強く宣言されました。
ヤジは「当たり前だ」「いまさらなんだ」などと繰り返されていましたが、石破茂総理の決意は初めてであり、そんな政治家一人の決意すら許容できないほど荒れた時間となりました。
「納得と共感の政治」
私は議員になる 1年前の昭和60年、渡辺美智雄 代議士の「政治家の仕事は、勇気と真心を持って真実を語ることだ」との言葉に大きな感銘を受けました。
爾来40年、こうありたいと思い続け、今、この壇上に立っております。政治を信じていただいている国民の皆様が、決して多くないことを私は承知しております。しかし、政治は国民を信じているのでしょうか、どうせ分かってはもらえない、そのうち忘れてしまうだろうなどと、思ってはいないでしょうか。
国民を信じない政治が、国民の皆様に信じていただけるわけがありません。勇気と真心を持って、真実を語り、国民の皆様の納得と共感を得られる政治を実践することにより、政治に対する信頼を取り戻し日本の未来をつくり、日本の未来を守り抜く決意です。