自由民主党総合農林政策調査会・農林部会合同会議ほか
永田町からこんにちは。
11:00からの自由民主党総合農林政策調査会・農林部会合同会議では、先日退任されました金子原二郎前農林水産大臣が、引き継ぎのご挨拶をなさいました。
10ヶ月の任期中に7つの法案に取り組んだこと。
これからは食料安全保障が重要であるということ。
後継の野村哲郎大臣は非常に農業政策に明るく、隅々まで知っているとのこと。
農林水産省職員の懸命な取り組みに敬意を表していらっしゃいました。
お疲れ様でした。
引き継ぎのご指導をよろしくお願いします。
会議では、令和5年度農林水産関係予算概算要求の重点事項(案)が説明されました。
基本ラインは以下のとおりです。
世界の食料需給を巡るリスクの顕在化に対応するとともに、農林水産業の成長産業化と農山漁村の次世代への継承を実現するため、「農林水産業・地域の活力創造プラン」などに基づき、食料安全保障の確立と農林水産業の持続可能な成長を推進するための予算を要求する。
別枠として
「防災・減災、国土強靭化にための5か年加速化対策」に係る経費、「総合的なTPP等関連政策大綱」を踏まえた農林水産分野における経費、食料安全保障の強化に向けた対応に係る経費については、事項要求として提出し、予算編成過程で検討する。
基本的な農業政策については通常の予算で積み上げていき、省庁横断的な取り組みや国外との連携、安全保障などについては別立てで予算を組んでいきます。