昭和100年記念式典に参列
令和8年4月29日 昭和の日。
天皇陛下・皇后陛下のご臨席のもと、昭和100年記念式典に参列しました。
私は昭和50年生まれです。戦争も復興も知らず、高度経済成長の余韻の中で育った世代です。
昭和は、7日間の元年12月25日から始まり、同じく7日間の昭和64年で幕を閉じました。
私が生きたのはそのうちの13年余り。
それでも100年という時間の積み重なりを、昨日、日本武道館で内閣総理大臣の式辞、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官による挨拶を通じてしっかり感じることができました。
式典では、海上自衛隊東京音楽隊による昭和の音楽が披露されました。後半、厳粛な空間の中、自然と手拍子が起こり、やがて会場全体へと広がっていきました。正直に申し上げれば、最初は少し戸惑いもありました。しかし、両陛下もそのひとときを楽しまれているご様子を拝し、「これはこれでよいのだ」と、すっと心がほどけました。格式と和やかさは、対立するものではなくて、むしろ、長い歴史の中では日本はその二つを自然に調和させてきました。今日の式典で、そのことをあらためて実感しました。そして、その中心には、常に天皇のご存在があります。そのお姿を間近に拝する機会をいただく者が、まず学ぶ、真似る。そして行動で示す。それを見た人がまた学ぶ。
そうした事の繋がりが、この国の礼節や品位を、時代を超えて育ててきたのだと思います。
思いやりが、優しさを、そして寛容を際立てる。
昭和から平成、そして令和へ。
受け継がれてきたこの国のかたちを、丁寧に守り、次へと手渡していく。節目を寿ぐとは、単なる回顧ではなく、その価値を確かめ、未来へつなぐ大切な営みなのだと思います。

