
提灯奉迎式典
令和7年9月12日、天皇陛下、皇后陛下、愛子内親王殿下の来崎を祝う提灯奉迎式典に参列しました。
17:30頃、小雨がぱらつき、時折強まる中、
海上自衛隊佐世保音楽隊の「長崎は今日も雨だった」の演奏を聴いていました。
ご高齢の方も多く、屋外での式典の進行を心配していた矢先、周囲がにわかにざわつきました。
両陛下と愛子内親王殿下の車列がホテルニュー長崎に向かわれていたのです。沿道の大きな歓声に、私たちも屋上から通りをのぞき込みました。
その時です。
両陛下がホテルにお入りになられる頃、雨がやみ、雲がふっと消え、ホテルの上に二重の虹が現れました。
薄い虹と、くっきり七色の虹。
突然の光景に、またもや大きな歓声。
私自身も驚きました。
やがて虹は消え、夕刻が訪れました。
周囲のビルも灯りを落として協力くださり、19時。
暗くなった街に、私たちは提灯の灯をともしました。
そして、
遠くに御成りの両陛下と愛子内親王殿下の灯り。
約束の場所に姿を見せてくださると、また歓声が湧き上がります。
司会の草野仁さんの「右〜左〜」の声に合わせ、5,500を超える提灯が縦に、横に揺れます。
そのたびに、遠くの三つの灯りが同じ動きでお応えくださり、会場は感動に包まれました。
天皇陛下万歳、万歳、万歳。
皇后陛下万歳、万歳、万歳。
愛子内親王殿下、ありがとうございます。
確かに感じる尊い存在とのつながり。
ぬくもりと喜びに、誰もが胸を打たれたと思います。
わが国は天皇を象徴に戴く尊き国家です。
いよいよ「国民文化祭」が始まります。
今年は長崎から「ながさきピース文化祭」文化を通じて地域をつなぎ、この地から世界へ平和を発信します。
集う表現者の皆さんを心から応援しましょう。
この日に集われた皆様に感謝します。
そして、この時間と空間を長い時間かけて整えてくださった関係者の皆様に、心から敬意を表します。
天皇陛下 皇后陛下 ご皇室の弥栄、
祖国日本と世界の平和を祈ります。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。