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「鷹島神﨑遺跡」水中遺跡保護と調査研究体制の整備

文部科学省からこんにちは。

長崎県・議会、松浦市・議会、民間組織による「鷹島神崎遺跡」水中遺跡保護と調査研究体制の整備について、永岡桂子大臣に要望です。

関係者総勢30人を超える大要望団です。

わが国海事産業の発展に貢献することを目的とする海事議連会長の衛藤征士郎衆議院議員が「水中考古学の機運を高め、しっかりとした具体的な予算を求めよう」と今回の要望活動を牽引いただきました。前文部科学大臣末松信介参議院議員におかれましては、大臣在任中に調査費の骨格を構築していただきました。本日はそのお二人にもご同行いただき力強く要望しました。

2001年にUNESCOで採択された「水中文化遺産保護条約」は、沈没船だけとみられがちの水中考古学の世界に「文化遺産」としての位置づけを色濃くし、水中の遺物や遺構などその対象を広げました。

水中にあるこれらの歴史的な遺跡は、無酸素の中、何重もの砂に守られほぼ完璧に当時の情報を保管していると言われています。歴史上の史実の裏付け、大陸間の文明の移動、人類の歴史など、沈没船であってもたどり着かなかったからこそ保管された情報がそこにあるのだと思います。

当然、海洋国家日本の周辺に大変多くの可能性が眠っており、「海に出張って盛り上がる」ということは大変意義深いことであると思います。

2016年には、谷川弥一先生にご尽力いただき、衆議院文部科学委員会が松浦市鷹島神崎遺跡をご視察をされています。

引き続き、しっかりと取り組んでいきます。

皆さんお疲れ様でした。

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