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第46次派遣 海賊対処行動水上部隊に従事する護衛艦「あけぼの」出国行事

第46次派遣 海賊対処行動水上部隊に従事する護衛艦「あけぼの」出国行事に出席しました。

我が国は、2009年6月19日「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」成立以降、14年間900回、4,000隻を超える船舶の護衛任務を遂行しました。

船舶、船員の安全を確保し、海賊行為を未然に防いできた我が国の海上自衛隊、海上保安庁の取り組みは、世界から高く評価されています。

「我が国の国益に資するため、任務を遂行する」と出港を報告された護衛艦「あけぼの」 外川久人艦長は、照りつける陽射しの中、凛とした爽やかな表情でした。

乗艦、もやいが解かれ、静かに離岸する頃には隊員のご家族や友人、知人のみなさんが艦船の最も近い場所へ自然と歩み寄りました。

本当に多くのみなさんが見送りに来られていました。

秋晴れの港に「帽振れ」の声が響きました。甲板に整列した白い隊員達は、一斉に被っていた帽子を脱ぎ、大きく振りました。

同時に岸壁の人たちも大きく手を振り、声をあげました。

幼い子供や多感な時期だと思われる小中高生、年老いたご家族や赤ちゃんを抱いた女性、ベビーカー、仲間たちの横断幕、手作りの旗やうちわ。

気丈に笑顔で手を振り、半年を超える任務の安全と無事の帰還を祈る人々がそこに在りました。

そばにいる方から、「見送る側、見送られる側。ともに無事を祈りつつ、笑顔で手を振ることが思いやり」といった話を聞きました。

こんな瞬間があることを常に、近くに感じていなければならないと強く思いました。

お疲れ様です。

尊い任務ありがとうございます。

無事のご帰還を祈ります。

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